ミャンマーニュース

3月8日の「国際女性デー」にちなみ、ミャンマーでは3月6日からの一週間を「女性週間」と位置づけている。

女性週間に関するイベントは、同国の大手財閥、カンボーザグループの主導によって実施されており、社会福祉・救済定住省、ヤンゴン地域政府も共催している。

6日には、首都ネピドーのKempinskiホテルにて「女性フォーラム」が開催され、アウン・サン・スー・チー国家顧問がスピーチを行った。

その模様は、ミャンマーラジオテレビ局（MRTV）にて放送されたほか、ミャンマー大統領府およびスー・チー国家顧問のFacebookページに掲載された。

イベントの主催者であるカンボーザグループは、女性週間を通じ、「ヘルプの口笛」と「安全都市」キャンペーンを展開しており、特に「ヘルプの口笛」キャンペーンに重点を置いている。

同国では、女性が暴力行為や性的暴行を受けるなどして、危険な状況に置かれても、声を上げないケースが多いという。そのため、同グループは、危険を感じたら、速やかに声を上げて助けを求めてほしいと呼びかけている。

7日以降、女性週間のイベントは、ヤンゴンやマンダレーなど、ミャンマー各地にて実施される。主なイベントとして、女性のためのブックフェアや映画上映などが行われる。

（画像はMYANMAR TIMESより）

外部リンク

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/

Eleven Myanmar
http://www.elevenmyanmar.com/local/8184