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2017-03-17 15:00

経済

フィリピンのアボイティス・パワー ミャンマーでの水力発電事業を計画

アボイティス・パワー
「数百MWクラスの水力発電が可能」
フィリピンの発電大手、アボイティス・パワーのアントニオ・モラザ社長兼最高経営責任者(COO)は3月15日、マニラ首都圏・タギッグ市での記者説明会において、ミャンマーで水力発電事業を実施すると発表した。フィリピンのメディアが報じた。

同社は、ミャンマーでの水力発電事業に向け、社員を派遣し、調査を実施しているという。なお、水力発電所の建設地や事業開始時期については報じられていない。

同社長は記者説明会において、ミャンマーは水力発電に適しており、数百MW(メガワット)クラスの水力発電が可能であるとの見解を示した。

同社はそのほか、インドネシアのスラウェシ島においても水力発電事業を実施する計画だ。出力は127MWを予定している。

水力発電に適した地域が多いミャンマー
ミャンマーのカチン州やシャン州など、山がちな地域においては、比較的大きな川が流れており、水力発電に適している地域がある。中でも大きな川は、中国・チベットを源流とするサルウィン川だ。サルウィン川には、複数のダムの建設計画がある。

ミャンマーでは、電力供給が不安定な事情もあり、水力発電所が建設されることによって、電力供給の改善が見込まれる。

(画像はRAPPLERより)


外部リンク

Business Mirror
http://www.businessmirror.com.ph/

RAPPLER
http://www.rappler.com/

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