2017-03-14 08:00
社会
ミャンマー・カレン州で、紛争被害の復興支援事業竣工式を実施
ミャンマー政府と武装勢力合意の元、復興事業実施
日本財団(以下、同財団)は3月10日、タイとの国境に近いミャンマー・カレン州のレイ・ケイ・コー村にて、紛争被害における復興支援事業の竣工式を同日に実施する旨を同財団のホームページに掲載した。また、竣工式実施の模様については、タイのメディアが報じた。
復興支援事業は、ミャンマー政府と武装勢力グループの合意の元、実施されている事業で、日本政府の資金が投じられている。
タイのメディアは、竣工式における同財団の笹川会長のコメントを掲載した。それによると、これまでに70の事業が実施され、総額8950万米ドル(約103億円)が投じられたという。
カレン州周辺では、住居や学校などを建設
カレン州周辺の復興支援事業は、昨年3月から実施された。事業には、約10億8000万円の資金が投じられ、住居や学校、ヘルスクリニックなどが建設された。なお、竣工式が実施された同村においては、住居100軒の建設が完了した。同財団の笹川会長は、
ミャンマーの紛争被災地域において、復興支援事業を実施することができて、大変満足している。(THE NATIONより)
とコメントした。
また、同会長は、現在も復興支援事業として、20のプロジェクトが実施されている旨も述べた。
(画像は日本財団より)
外部リンク
日本財団(プレスリリース)
http://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2017/11.html
THE NATION
http://www.nationmultimedia.com/
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