ミャンマーニュース

タイ王国財務省が管理する国有の金融機関であるタイ輸出入銀行（Export-Import Bank of Thailand ）は3月9日、ミャンマー最大の商業都市であるヤンゴンに駐在員事務所を開設する認可をミャンマー中央銀行（Central Bank of Myanmar）より受けたことを発表した。

タイ輸出入銀行は今後、ミャンマー国家計画経済開発省（Ministry of National Planning and Economic Development）へ貿易許可の申請と事務所の登録を進めることになる。

同駐在官事務所の開設予定は4月で、タイ企業のミャンマー進出や両国間の貿易などが加速がされる見込みだ。

タイはミャンマーの主要貿易国の1つで、ミャンマーからタイへは石油製品、肉、生きた動物、金属鉱石、野菜、果物などが輸出され、タイからミャンマーへは飲料、砂糖、完成油製品、機械設備、化学品などが輸入されるという。

また、タイからミャンマーへの直接投資は、天然ガス探査と生産、発電所、セメント・建材の製造などの分野に焦点が当てられている。

今回のタイ輸出入銀行のミャンマー進出は、ミャンマーの急激な都市化、インフラ整備、製造業の発展に対応する動きであり、ASEAN諸国全体の社会経済の発展にもつながるだろう。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

タイ輸出入銀行
http://www.exim.go.th/en/home/

タイ輸出入銀行のプレスリリース
http://www.exim.go.th/Doc/

Exim Bank to open rep office in Yangon
http://www.bangkokpost.com/