2017-03-17 19:00
社会
水路輸送に使われる日本の船舶がミャンマーに到着

寄贈した3隻のうちの1隻が到着
ミャンマー西部のラカイン州で内陸水路の旅客輸送に必要とされる3隻の船舶のうちの1隻が、3月15日に同州チャウピュー(Kyaukpyu)郡区のNgalapway桟橋に到着した。翌16日にミャンマー情報省が明らかにした。到着した日本船「Kissapanadi 1」は、日本がミャンマーに寄贈した旅客船の1つで、神戸から輸送された。また、同船舶は日本円で2億6,730万円相当だという。
「Kissapanadi 1」の船体はアルミニウム製で、長さが29.90メートル、最大乗客数は145人。また、最大時速は20マイル(約32キロメートル)で、喫水(船体が水中に沈む深さ)は1.6メートルである。
「Kissapanadi 1」はラカイン州の州都であるシットウェ(Sittway)に向けて出航し、その後、ラカイン州の内陸水路輸送部門の関係者は、5日間の運航研修を受けるという。
日本と8つの新規プロジェクトを計画
ミャンマーの空路と水路による輸送開発を進める同国運輸通信省(Ministry of Transport and Communications)は、旅客船3隻を寄贈することに合意した日本と8つの新規プロジェクトを計画。2016年9月には、両国の関係者が交換公文(Exchange of Notes)に署名している。
「Kissapanadi 2」は5月に到着予定で、「Kissapanadi 3」の到着はまだ検討中だという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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