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2017-03-01 18:30

文化

ヤンゴン・フォト・フェスティバルが開催

ヤンゴンフォトフェスティバル
フランス語学校で写真展や表彰式
3月3日から19日、ヤンゴンのアンスティチュ・フランセで、「第9回ヤンゴン・フォト・フェスティバル」が開催される。

フェスティバルでは、イギリス軍で兵士を務めたJames Henry Green士官の写真が展示される。士官はアマチュアの写真家だったが、2つの世界大戦中にミャンマーの丘陵地域を訪れている。

彼は民族の違いに魅力を感じ、1600枚を超える写真を撮影し、生涯を通して人類学的な探求を続けた。このユニークなドキュメンタリー作品は、20世紀初頭のミャンマーと民族の多様性を示すビジュアルカタログともいえる。

他に、1980年代にミャンマーで活動した、写真家のGunter Pfannmuellerと作家のWilhelm Kleinの作品が展示される。

彼らはミャンマー国内を旅しながら、独自に発明した写真スタジオで作品をつくった。彼らの著作「ビルマ・インサイト・ガイド」は、12カ国語に翻訳され、百万部以上が印刷されている。

写真を通して社会にメッセージを発信
フェスティバルは2008年、500名以上におよぶ国内外の若者を対象としたプログラムとしてスタートした。「フォト・ストーリーズ」として、写真を通して社会、文化、環境問題に関するパワフルなメッセージを発信している。

会期中の11日には「ヤンゴン・フォト・ナイト・アワード」も開催。昨年の優秀な作品を選び、表彰する。

(画像は第9回ヤンゴン・フォト・フェスティバルより)


外部リンク

第9回ヤンゴン・フォト・フェスティバル
http://www.yangonphoto.com/

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