2017-02-28 02:00
経済
ミャンマー海洋の生物多様性を保護する計画を発表

海洋生物と海洋経済の保護を目的に
ミャンマー政府と野生動物保護協会(WCS)が、ミャンマーの海洋における生物多様性を守る計画を発表した。この計画は2月22日から24日、インドネシアのバリ島で開催された「ワールド・オーシャン・サミット 2017」で発表された。
プランタイトルは「ミャンマーの海洋空間に関する計画:持続可能な海洋経済を確保するための戦略的アドバイス」。ミャンマーのイルカ、ウミガメなどを守るとともに、生計を維持することを目的としている。
約140万人が漁業で生活 改善計画は急務
プランニングは漁業省と自然資源環境保護省がプロデュースし、WCSアメリカ、イギリスのエクセター大学、地元の研究機関がサポートした。具体的なプログラムとして、海洋生物に関する知識の発展、ガス探査や商業的な漁業の改善などが挙げられている。
ミャンマーの海洋面積は48万6000平方キロメートル。WCSの調査では、漁業によって生計を立てているひとは約140万人となっている。海洋には数種類のウミガメやジュゴンなどが生息しているが、確実は保護対策はまだとられていない。
WCSのアドバイザーは、
新しいプランは現在と将来の海洋経済ための急務だ。これらの計画を、現在の取り組みにどのように組み込んでいくかが重要だ。(The Irrawaddyより)
と述べている。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
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