2017-02-17 19:00
政治
首都ネピドーで、第4回日・ミャンマー人権対話開催

人権対話の開催は、一昨年の2月以来、2年ぶり
2月14日、ミャンマーの首都ネピドーにおいて第4回日・ミャンマー人権対話(以下、同対話)が開催された。日本の外務省とミャンマー情報省が発表した。日本とミャンマーの高官らが出席した同対話において、日本側の代表は、総合外交政策局審議官で国連担当大使の水嶋光一氏が、ミャンマー側の代表は、チョウ・ゼヤ外務事務次官が務めた。
同対話の開催は、一昨年の2月に開催されて以来、2年ぶりとなる。
同対話においては、ミャンマーの少数民族和平や、ラカイン州に関する問題など、同国の人権について話し合いが持たれた。また、人権分野における両国の協力や、ミャンマーに対する日本の能力支援等について話し合いが行われた。
ミャンマー各地で武力衝突が続く 和平は厳しい道のり
ミャンマーでは昨年、国民民主連盟(NLD)主導による政権が発足した。現政権は、国内の少数民族和平を目指しているものの、ミャンマー軍と少数民族との武力衝突が続く地域が見られる状況だ。また、西部のラカイン州では少数民族のロヒンギャとミャンマー軍との間で、昨年秋に武力衝突が発生した。しかも、ミャンマー軍がロヒンギャに暴行を加えたことから、国際的な問題に発展している。
これらの状況により、ミャンマーでは和平への道のりが厳しい状況が続く。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/
ミャンマー情報省(プレスリリース)
http://www.moi.gov.mm/?q=news/15/02/2017/id-9928
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