2017-02-24 19:00
社会
マレーシアの船 ミャンマー西部に入港 ラカイン州の被災者支援

支援物資は、村々や難民キャンプに送られる予定
昨年秋より、ミャンマー西部で発生している武力衝突で被災したミャンマーの少数民族・ロヒンギャや、ラカイン州の人々を支援するため、支援物資を積載したマレーシア船籍の「Nautical Aliya」(以下、同船)は2月21日、同国西部・ラカイン州の州都、シットウェに入港した。ラカイン州における支援は、マレーシアの非政府組織(NGO)、マレーシア・イスラム諮問評議会の主導により実施されている。
支援物資は、食料品や衣料、医薬品など、合計約500トンで、額にして約110万米ドル(約1億2400万円)相当だ。ラカイン州政府や国際的な支援組織は、今回の支援において補助を行っている。
支援物資は25日頃をめどに、同州の約190の村々と、シットウェやマウンドーの難民キャンプに送られる予定だ。
バングラデシュのロヒンギャ難民も支援
また、バングラデシュ側のロヒンギャ難民を支援するため、同船はシットウェを出港した後、バングラデシュのチッタゴンに入港し、支援物資を荷下ろしした。ミャンマー政府は当初、マレーシアによるラカイン州への支援に難色を示していたものの、ラカイン州当局が支援に応じたことにより、今回の支援が実現した。
(画像はCHANNEL NEWSASIAより)
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