2017-02-23 23:00
経済
ヤンマーと三井物産による合弁企業 ミャンマーで本格的に事業展開へ

展示ルームのほか、整備施設、教育研修施設等も
農業機械などの製造、販売等を行うヤンマー株式会社(以下、ヤンマー)は2月21日、三井物産との連携により、昨年3月にミャンマーに販売会社を設立し、今後、同国にて本格的にビジネス展開すると発表した。現地合弁企業は、ヤンゴン市のティラワ経済特区内に所在し、ヤンマー農業機械の輸入・販売等を行う。そのほか、整備施設、大型パーツセンターや展示ルーム、農家やサービスマン向けの教育研修施設も有している。
資本金は600万米ドル(約6億8000万円)。出資比率は、ヤンマーグループが60%、三井物産グループが40%。
ミャンマー農業の機械化需要に対応
ミャンマーは世界有数のコメ生産国で、生産量は世界第7位となっている。同国では、農作物の収量アップに向け、農業の機械化需要が顕在化しつつある。さらに、同国において、農業分野のマーケティングと販売、サービス機能を確立させることにより、同国における農業の近代化が見込まれる。
ヤンマーは、農業機械の製造、販売等により、農業生産性の向上に貢献してきたこと、また、三井物産は、世界的に食料ビジネスを展開してきたことから、両社の連携により、同国の農業の省力化、効率化、高付加価値化に貢献するものと期待される。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ヤンマー(プレスリリース)
https://www.yanmar.com/
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