2017-02-18 08:00
文化
バンコクの映画祭でミャンマーの作品が上映

ヤンゴンの反社会的パンクバンドを追ったドキュメンタリー
2月25日、「バンコク・アンダーグラウンド・シネマ2017」がスタートする。会期中にはミャンマーのドキュメンタリー作品もいくつか上映される。この映画祭では、学生やアーティスト、小規模なフィルムメーカーによる自主制作作品を取り扱う。今回が2回目の開催。出品作品は短編、長編、ビデオアートなど映像全般で、テーマの指定はない。
3月5日のプログラムには、ヤンゴンのロックバンドのドキュメンタリー、「My Buddha is Punk(Andreas Hartmann Germany/Burma)」が上映される。
25歳のKyaw Kyawは、宗教や政治など権威への批判をパンクロックに込めて、メッセージを発信する。トレーラーを見ると彼も仏教徒だということがわかるが、一部の仏教徒による人権侵害、少数民族迫害を強く批難する。
作品は彼らへのインタビューとライブパフォーマンスを通して、長く続くミャンマーの問題について追及している。
ヤンゴン・フィルム・スクールからの出品も
他にミャンマー関連の作品として、オーストラリア・Mike Rossi監督の「Welcome to Naypyidaw」、ヤンゴン・フィルム・スクールからはKhin Warsoの「Slate」、Nay Linn Htunの「Made in Mandalay」の2作品が出品される。「バンコク・アンダーグラウンド・シネマ2017」の会期は2月25日、26日、3月4日、5日。2週にわたって週末に開催する。会場はArunkarn、Bridge Art Space、Gallery Verの3か所。
(画像はバンコク・アンダーグラウンド・シネマ2017のウェブサイトより)
外部リンク
バンコク・アンダーグラウンド・シネマ2017
https://bangkokundergroundcinema.com/
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