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2017-02-27 04:00

社会

ミャンマー建設省、4年間で低所得者向けのアパート8,000戸を建設

低所得者向け住宅
低所得者対象の住宅プロジェクト
ミャンマー情報省によると、同国建設省(Ministry of Construction)人間居住・住宅開発局(Department of Human Settlement and Hosing Development)は、低所得者を念頭に置いた住宅プロジェクトを計画しており、建設されるアパートは1,000万チャット(約82万6,000円)以下という手頃な価格だという。

人間居住・住宅開発局のMin Aung Aye局長は、
「住宅プロジェクトは低所得者を対象としているため、低所得者が家を購入できるように価格を引き下げる」(プレスリリースより)
と述べ、低所得者への配慮の必要性から計画されたことをつけ加えた。

ミャンマーでは公共・民間を問わず、多くの住宅プロジェクトが実施されているが、その多くが1,000万チャット以上の物件であるため、建設省はヤンゴン地域で同プロジェクトの実施を決定したという。

購入希望者には口座開設や融資の提供も
建設住宅開発銀行(Construction and Housing Development Bank)と協力関係にある建設会社は、すでに2,000戸以上のアパートを売却している。

このように低価格の住宅が提供されているにもかかわらず、一部の低所得者にとってアパートの価格はまだ高すぎて購入が難しいこともあり、建設住宅開発銀行はアパートを購入するために貯蓄したい人を対象とした口座を開設する予定だという。

さらに、同行はアパート購入希望者に対して、融資の提供も行っている。

建設省は4年間で8,000戸のアパート建設を予定する一方、現在も建設する土地を探しているという。

(画像は無料写真素材 写真ACより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news

ミャンマー建設省
http://www.construction.gov.mm/

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