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2018-01-16 21:15

経済

マスターピース・グループ、BPOサービスなどを扱う合弁会社を設立

マスターピース・グループ
ビルマ語で現地企業向けのサービスを提供
マスターピース・グループ株式会社は、Lan Thit Innovation Ltd.と、ミャンマー国内企業に向けて、各種コンタクトセンターサービスおよびBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供する合弁会社「Lan Thit Masterpiece Ltd.」を設立したことを発表した。

今回の合弁会社設立は、ミャンマー国内のコンタクトセンター市場においては、いまだ競合となるBPOプレイヤーも少なく、市場参入の好機と捉えて実施されたもの。

これまで15年以上に渡って中国・香港・タイ・フィリピンなどアジアに特化してきたマスターピース・グループと、現地で人材及びITビジネスを展開してきたLan Thit Innovation社の現地におけるネットワークと人材調達力を活かした現地企業向けのBPOサービスを展開していくこととなる。

合弁会社Lan Thit Masterpiece社は、既にプレオープンしており、ホテルの価格比較サイトを手がけるTrivago社に対してサービスを開始している。なお、同社は、公用語のビルマ語を使用してサービスを提供する。

経済が急速に発展するミャンマーに進出
マスターピース・グループは、顧客の経営合理化を推進するため、コールセンターおよびデータ入力センター等を用いて、独自の多様なBPOサービスを提供している企業である。日本国内だけでなく、アジア諸国に向けて、多言語対応可能なサービスを提供している。

ミャンマーは、近年民主化による経済政策強化が推し進められ、ヤンゴンを中心に急速な経済発展を遂げている。外資系企業の進出が相次いでおり、また、国内消費が増大するとともに、企業と顧客の接点となる各種コンタクトセンター業務およびBPO業務への企業ニーズも増加すると考えられている。

特に通信市場は急速に成長しており、2014年度には国内固定電話普及率が1%だったのが、この5年間で、スマートフォンを含む携帯電話の普及率は80%まで拡大している。

こうしたことから、電話やチャットアプリなど多様なチャネルでのカスタマー対応の需要が見込まれ、今回の合弁会社設立となったものである。

(画像はマスターピース・グループより)


外部リンク

マスターピース・グループ株式会社
http://www.m-piece.com/news/180112.php

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