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2018-01-18 11:00

経済

TMHテレコム、26日にヤンゴン証券取引所上場

ヤンゴン証券取引所
基準価格は3,000チャット
日本が官民をあげて支援を続けるミャンマーのヤンゴン証券取引所は、地元の通信関連企業であるTMHテレコム・パブリック社(TMH Telecom Public Co Ltd、以下「TMHテレコム」)が1月26日に上場することを発表した。

ヤンゴン証券取引所は昨年12月初めに同社の上場を承認。1月には取引が開始される見通しだったため、ほぼ予定通りのスケジュールとなっている。

基準価格はブックビルディング方式の結果に基づく公募価格で、基準価格が3,000チャット、上限価格が3,500チャット、下限価格が2,500チャットだという。

なお、ティックサイズ(注文価格の最小単位)は50となっている。

投資家は上限と下限の価格の中で取引価格を指定する「指値」、あるいは銘柄と数量のみを指定して注文を出す「マーケットオーダー」で取引を行う。

TMHテレコムは上場5社目
ヤンゴン証券取引所は、ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar)、大和総研(Daiwa Institute of Research)、東京証券取引所(Tokyo Stock Exchange)の合意のもと2012年春に開始されたプロジェクトだ。

国営の経済銀行(Myanma Economic Bank)と上記日本企業2社による資金で運営会社を設立。2015年12月に取引が開始された。

これまでヤンゴン証券取引所に上場した企業は、FMI社(First Myanmar Investment)、ミャンマー・ティラワSEZ・ホールディングス(Myanmar Thilawa SEZ Holdings)、ミャンマー市民銀行(Myanmar Citizens Bank)、パタマ・ポッガリカ銀行 (First Private Bank Ltd)の4社となっており、今回上場するTMHテレコムは5社目となる。

なお、TMHテレコムは電話交換装置のメーカーとして事業を開始したが、2016年に現在の社名に変更し、情報通信分野にまで事業を拡大している。

(画像はヤンゴン証券取引所より)


外部リンク

ヤンゴン証券取引所
https://ysx-mm.com/

TMHテレコム
https://www.tmhtelecom.com/

ヤンゴン証券取引所のプレスリリース
https://ysx-mm.com/notice/

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