2018-01-01 06:45
政治
U2のボノ、アウン・サン・スー・チー氏の辞任を求める発言

U2のフロントマンであるボノ氏が支持から一転、辞任を要求へ
ミャンマーの国家顧問であるアウン・サン・スー・チー氏の熱心な支持者として知られ、これまで支援活動もしてきたイギリスのロックバンドU2のフロントマンであるボノ氏が、支持から一転、ローリングストーン誌におけるインタビューで辞任を要求していることが分かったと、12月29日から各メディアが報じている。ボノ氏は、アウン・サン・スー・チー氏が軍事政権下で自宅軟禁となっていた頃に、同氏を擁護する曲「Walk On」をライブで発表。観客らにもマスクを被ってもらい、当時の国家リーダーに対して反対の意思を示すなど、積極的に支援活動を行ってきた。
しかし、ミャンマー国内で発生しているイスラム系少数民族ロヒンギャに対する迫害問題を受けて、アウン・サン・スー・チー氏の辞任を要求していることが分かった。
「民族浄化」を指摘 650,000人以上がバングラデシュへ
報じられるところによれば、ボノ氏は「民族浄化」が行われていることは明らかであると発言したとされている。国連やアメリカも、ミャンマーが無秩序の状態であるとし、「民族浄化」が行われていると指摘した。国境なき医師団によれば、ミャンマーで発生した危機から1か月で6,700人以上が殺害されたとしており、隣国のバングラデシュへ650,000人以上が逃れたことも確認されている。
(画像はPakistan Todayより)
外部リンク
Pakistan Today
https://www.pakistantoday.com.pk/
Channel NewsAsia
https://www.channelnewsasia.com/
NHK World
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20171230_20/
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