2017-12-29 16:00
経済
第16回中国・ミャンマー国境貿易見本市を中国雲南省で開催

「ドアを開け、投資し、協力し、利益を共有する」
ミャンマー情報省によると、ミャンマーと国境を接する中国雲南省の瑞麗市(ずいれいし:Ruili)で、第16回中国・ミャンマー国境貿易見本市が開催されたという。2001年以来、同見本市は毎年開催されており、今年はミャンマーの39企業が54区画で展示を行い、中国は約150のブースで展示を行った。
この見本市は二国間貿易の発展と経済協力の推進を目的としており、「ドアを開け、投資し、協力し、利益を共有する」というテーマで開催されている。
商業省のAung Htoo副大臣は開幕式で、商業セクターの持続可能な発展のために、二国間友好、経済協力、同盟の促進について演説を行ったという。
なお、開幕式にはミャンマー側からカチン州の計画・商業大臣や総領事、ビジネス界のトップらが参加。中国側からは、雲南省の政府関係者やビジネス関係者らが参加している。
ミャンマー・中国の国境貿易額増加
国境貿易見本市に加え、両国の代表者が貿易開発について協議する合同国境貿易協力調整委員会(JBTCCC:Joint Border Trade Cooperation and Coordination Committee)も開催されるという。2016年から2017年のミャンマー・中国の国境貿易は10億米ドル増加し、海洋貿易額を含む総貿易額は、108億1,000万米ドルに上った。
中国と国境を接するミャンマー・シャン州ムセ(Muse)にある105th-Mileトレード・ゾーンは、ミャンマーと中国の国境を越える貿易にとって重要な役割を果たしており、東南アジアと南アジア諸国の間の戦略的貿易地域でもある。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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