ミャンマーニュース

ミャンマー警察は12月26日、10月末にミャンマー連邦議会の周辺でドローンを飛行させたとして逮捕されたトルコ国営放送局TRTワールドのクルーに対する追加の起訴を取り下げたことを明らかにした。

逮捕されたのは、マレーシア人のTRTワールドプロデューサーMok Choy Lin氏、シンガポール人のフリーランスカメラオペレーターLau Hon Meng氏、ミャンマー人通訳のKo Aung Naing Soe氏、ミャンマー人ドライバーのHla Tin氏の4名。

現在彼らは、植民地時代の航空機法の下、懲役2ヶ月の判決を受け収容されているが、ドローンの持ち込みに関しても輸出入関連法違反で懲役3年の罪に問われている。さらに、2名の外国人ジャーナリストはビザが切れたため出入国管理法でも起訴され、最大5年の刑が課される可能性があった。

しかし、26日に行われた裁判で、追加で起訴されていた輸出入関連法違反と出入国法違反に関して、警察と出入国管理局が起訴を取り下げた。

ミャンマー当局による起訴取り下げは、ミャンマーがマレーシアとシンガポール両国との良好な関係を維持するための措置であり、当局は被告人が国家の安全保障に害を及ぼすことがないと判断したためだという。

28日に開かれる聴聞会で最終判断がくだされる予定で、航空機法違反の刑期2ヶ月が終了する1月9日に釈放されることになる。

Khin Maung Zaw弁護士によると、4日間の刑期短縮が認められ、1月5日に釈放される見込みだという。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Myanmar police to free journalists working for Turkish broadcaster
https://www.reuters.com/

Extra charges dropped against journalists jailed for flying drone in Myanmar
http://www.digitaljournal.com/

Additional charges dropped against Turkish TV crew
https://www.irrawaddy.com/