• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • ミャンマー製薬工場、医薬品の生産を増加する研究活動を実施
2017-12-27 10:30

社会

ミャンマー製薬工場、医薬品の生産を増加する研究活動を実施

MPF
輸入に頼っている現状
国営のミャンマー製薬工場(MPF)のU Ko Ko Aung局長によると、今年度、MPFは、10品目以上の製品を製造するために研究活動を行っている。MPFは、以前、ビルマ医薬品工業(BPI)として知られていた。

U Ko Ko Aung局長は、「医薬品の生産は依然として脆弱な状態なので、生産を増やすために努力している。」と付け加えた。

MPFは、がんの鎮痛薬、抗HIV薬、心臓病に処方された薬など、約12の新しい薬品の製造に関する研究を行っている。しかし、MPFは、国内需要の10%しか充足することができず、また、現地工場での医薬品の総生産量は需要の15%以下となっている。ほとんどの医薬品は輸入に頼っている状態だ。

昨年度のMPFの生産額は280億から300億チャットであり、今年度の生産額は500億チャットに増加していると推定されている。

偽造や期限切れの医薬品に注意
MPFの医薬品工場は、インセインとチャウセの2ヶ所にある。MPFは、現在、合計287の製品を提供しており、新しい薬品の改良に努めている。昨年度、MPFによって、12の新しい製品が開発された。

U Ko Ko Aung氏は、「人々は、BPIブランドの偽造品と、期限切れの薬と処方箋が混ぜられていることに対する認知度を高めるべきだ。」と進言した。

当局は、フィルムコーティングされた期限切れのBPI錠剤の確認に特別な注意を払う必要がある。

抜き打ち検査などの協力による検査は、2016年9月、医薬品店、倉庫、製薬工場において、内務省の特別捜査局と産業省下のMPFによって行われた。

そして、28億チャット相当の偽造BPI錠剤、バイアル、軟こうが押収されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/25/12/2017/id-12403

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook