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2017-12-18 07:00

社会

UNHCR、ミャンマーからの難民へ冬に向けた救援物資を提供

難民
およそ200,000の衣類を提供へ 1月には平均15度にも
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ミャンマーからバングラデシュに逃れてきている難民に対し、冬の寒さに向けた救援物資の提供を開始すると、15日のプレスリリースで発表した。

バングラデシュ南部ではモンスーンの季節が終わり、1月の平均気温は15度となり、夜間などは更に気温が下がる。UNHCRは17日から、およそ200,000アイテムに上る衣類を提供する。大人には暖かいショール170,000枚を、2歳未満の子どもには15,000着のセーターが渡される予定となっている。

2,100メートルトン以上の救援物資 予防接種の活動も支援
難民の半数以上が子どもや女性であり、10%が身体が不自由な人や高齢者であるとされている。UNHCRは、8月25日のミャンマーでの危機発生から、今までに2,100メートルトン以上の救援物資を空輸機で届けてきた。

また、バングラデシュ保健当局が6歳未満の全ての子どもに対し実施しているジフテリア予防接種キャンペーンを、WHOとユニセフとともに支援している。更に、病気の発見や医療施設で早期に受診させたり、ジフテリアに関する情報を伝えたりするための難民ボランティアの育成にも取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Andrew McConnell


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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