ミャンマーニュース

ミャンマー連邦共和国のティン・チョウ大統領が、大統領就任後初めて日本を訪問し、14日に和やかな雰囲気の中で安倍晋三首相との会談が行われたと、日本の外務省が同日のプレスリリースで発表した。

会談では安倍首相からティン・チョウ大統領に対し、会談に先立って行われたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ（UHC）フォーラム2017への出席に感謝が表された。同大統領からは、日本政府の笹川政府代表の和平プロセスにおける支援に対し、感謝を示すと同時に継続を求めた。両国間関係の強化に向け、会談は幅広い話題におよんだとされている。

安倍晋三首相は会談において、ラカイン州情勢に関して懸念を表明し、問題解決に向けたミャンマー政府の取り組みや必要な措置を、国際社会に対しより透明性の高いものにするように求めた。

また、日本を含めたアジア地域のみならず、世界的な問題になっている北朝鮮問題に関しても話し合われ、様々な圧力を強めるなど、問題解決に向けた取り組みを強化することで合意したと明らかにされている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

Ministry of Foreign Affairs of Japan プレスリリース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/mm/page1_000462.html