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2017-12-22 02:00

経済

ミャンマー郵電公社、デジタル関連事業で若者を支援するためのコンペティションを開催

ミャンマー郵電公社
青年起業家へ能力開発とビジネス機会を提供
ミャンマー郵電公社(以下、MPT)は、MPTの専門分野において起業する若者をサポートするために、ミャンマーコンピューター連盟(以下、MCF)とともに、コンペティション「Myanmar Youth Technopreneurship Development Program 2018」を共同主催することを発表した。

社会的責任のための企業活動の一環として、MPTは、ビジネススキルへのアクセスと、次世代のために継続的な影響を残すための能力開発トレーニングを提供することにより、青年起業家をサポートすることに注力している。

このコンペティションは、そのビジネスアイデアを実現させるチャンスを獲得するために、ミャンマー中から参加者を募集している。主催者は、シビックテクノロジー・オープンデータ・ビジネス・農業・教育・医療・社会・エンターテイメントなどの分野における最も有望な新興企業を見つけるために競争する数多くのチームが現れることを期待している。

申請期間は、2017年12月18日から2018年1月18日まで。専用ウェブサイトとソーシャルメディアがオープンし、ミャンマー中の州や地域にあるMPTのオフィスを通じて、申請をオンラインで提出することも可能。

申請のために、チームは、問題を特定し、解決策を提案して、特定のターゲットオーディエンスのための事業化計画を提示することが求められる。これは、すべてのビジネスが成功するために着手しなければならない最初のステップであり、このプログラムが参加者に現実のスキルを教える方法の1つである。

賞金と新興企業との協働も
コンペティションでは、マンダレーを中心とする上ミャンマー地方と、ヤンゴンを中心とする下ミャンマー地方から15チームが選ばれ、審査員の前でプロジェクトをプレゼンするチャンスが与えられる。そこから選ばれた10チームのファイナリストは、ビジネスプランを改良し、そのアイデアを審査員とメディアに売り込むことができる。

その後、1週間のブートキャンププログラムがヤンゴンで開催され、MPT、MCFにより、成功するための夢計画の実施に向けて、3つのチームが選ばれる。

また、チームは、MPTとMCFのFacebookページで多くのメディア発信を行い、そのビジネスアイデアに対する貴重なメディア報道を受けることができる。

最終的な勝利チームは、2018年2月11日の競技会最終日に決定され、500万チャットと、2018年3月から6ヶ月間、MCFのKanaung Hub incubation centreにおいて、成功している新興企業と協働する場所が提供される。さらに、メンターからの援助と通してビジネスを成長させ、成功している新興企業からスキルを伝承されるチャンスも獲得する。

次世代の技術分野に関して若者に期待
MCFの社長であるU Khun Oo氏は、次のように語った。
「MCFは、このプログラムを実行するために、MPTと協働することを喜んでいます。プログラムでは、毎日ミャンマーの人々が直面する問題に対する新しい解決策を開発する多くの機会があり、これを実施するにはミャンマーが最も適しています。我々は、今後数ヶ月で開発されるプロジェクトを見るのを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)

合弁会社MPT-KSGMのCEOであるToshitake Amamiya氏は、次のように説明した。
「MPTは、若い人たちがミャンマーの未来であること、また、ビジネスとデジタルスキルが、成功のために重要な部分であることを知っています。我々は、次世代のミャンマーの技術分野における起業家を奨励したいと考えています。デジタル革命は、今後、職場を大幅に変化させるものであり、ミャンマーの若者は、この変化のための準備ができています。ミャンマーの大手キャリアとして、我々は、デジタル技術についてよく理解しており、MCFとともに、ミャンマーを動かすための技術を使用するチームを推進するためのモニタリングサービスを提供することを喜んでいます。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー郵電公社
http://mpt.com.mm/

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