2017-12-11 12:00
政治
国際汚職防止デー2017 ネピドーでイベント開催

国連組織の協力で汚職のない社会を目指す
12月7日、ネピドーのケンピンスキーホテルで、国際汚職防止デー2017のイベントが開催された。イベントはミャンマー汚職防止委員会と国連薬物犯罪事務所(UNODC)、国連開発計画(UNDP)の共催で行われた。
2003年10月31日の国連総会にて、12月9日を国際汚職防止デーに指定した。イベントのオープニングセレモニーで、ミャンマー汚職防止委員会の会長はこのことを話題に取りあげ、国連汚職防止条約(UNCAC)によって汚職に対する意識が高まっていることを述べた。
ミャンマーは2005年、UNCACに署名し、2012年12月20日、法案を承認した。UNCACの承認によって参加国の協力が得られ、汚職のない社会の重要性が明らかになった。
教育機関でも汚職問題を意識した取り組みを実施
ミャンマー汚職防止委員会はUNODCと協力し、2019年までの計画で汚職防止プログラムを実施している。取り組みの結果、2014年には157件あった汚職問題が、2016年には136件に改善された。2018年のアクションプランとして、調査や告発だけではなく、コミュニティーや教育の場でも汚職のない社会の重要性を説く計画を進めている。また、汚職に関する法の改正も検討されている。
イベントの一環として、汚職問題に関する中高生のエッセイコンペも開催された。優秀な作品と認められた12人の学生には、汚職防止委員会委員長などから賞が授与された。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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