2017-12-09 01:45
社会
ミャンマー、2030年までにマラリア根絶を目指す

2012年から発生率は激減 完全除去が目標
ミャンマーは、2030年までにマラリアを根絶するための予防キャンペーンを進めている。12月4日から8日、マラリアの根絶を目指して活動するAPMEN(アジア太平洋マラリア除去ネットワーク)のスポンサーシップにより、ミーティングが行われた。
ミャンマーでは、過去には60万人近くのマラリア患者がいた。しかし、2012年から、マラリア発生率は85%減少している。
現在では1000人に2人の割合で、11万人のマラリア患者が認められている。そのうち死亡者は21人だった。
プロジェクトのAung Thi博士は、
すべての地区でマラリアが発生する可能性がある。カチン州、ラカイン州、サガイン地方は、マラリアの影響を最も強く受ける地域だ。
一方で、ネピドーを含む他の地域では、2020年にマラリア除去地域に認定できる。これらの地域は、2030年にマラリアから完全に解放される予定だ。(Global New Light of Myanmarより)
一方で、ネピドーを含む他の地域では、2020年にマラリア除去地域に認定できる。これらの地域は、2030年にマラリアから完全に解放される予定だ。(Global New Light of Myanmarより)
と述べている。
ボランティアが検査・治療を実施 発生率減少に貢献
ミーティングに参加したAye Yu Soe博士によれば、農村地域では、トレーニングを受けたボランティアが患者の治療を行っているという。彼らは血液検査を実施できる。マラリアの疑いを持つ人が見つかった場合、すぐに治療を行える。薬は無料で提供されている。その結果、マラリア発生率が減少している。(Global New Light of Myanmarより)
と述べている。
(画像はGlobal New Light of Myanmarより)
外部リンク
Global New Light of Myanmar
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/
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