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2017-12-14 02:00

経済

ミャンマー商工会議所連盟、政府に対して17の案を提言

ミャンマー商工会議所
政府と民間が緊密に連携
ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)は、定期大会を開催し、政府に対する17の提案を行った。

それには、国の経済の発展における政府との緊密な協力体制を作ること、UMFCCIのメンバー組織間の緊密な連携が、すべての企業にとって有益となる発展につながること、他国の商工会議所や開発パートナーとの強い連携を作成すること、国連のグローバルコンパクトやビジネスフォーピースに従って事業を強化すること、などが含まれている。

また、より良い経済環境と政府と民間の真摯な協力を確立することを政府に求めること、ASEAN経済共同体2018で合意した政策「one-belt-one-road」(ルックイースト)の戦略的な活用と、国の地理的特徴を効果的に運用すること、デジタル経済の実現を確保すること、なども挙げられている。

さらにUMFCCIは、違法な国境を越えた取り引きに対して効果的に取り締まるために、また、青年起業家によるイノベーションを奨励するために、国内海外の経済拡張政策と、自由で公正な通商政策をサポートすることを当局に進言した。

経済問題も最優先事項に
それに対し、商業省のU Aung Htoo副大臣は、次のように述べた。
「政府は、それぞれの起業家が市場でスムーズな運営ができるようにサポートすることを実現する環境を作る予定です。政府の義務は、法の支配を強化することであり、また、水や電気、道路交通施設などの公的設備を充足し、市場志向システムの実践をサポートすることです。」(プレスリリースより引用)

ミャンマーの未来の経済成長は、民間部門の開発にかかっている。U Myint Swe副大統領が率いる民間部門開発委員会は、課題に対処するために、起業家との会議を毎月行っている。

UMFCCIの代表であるU Zaw Min Win氏は、「世界銀行による『ビジネス環境の現状』のリストで希望するランキングに入るために、政府と民間部門は協力して努力している。政府は大会からの提案を考慮することを期待している。」と語った。

また、経済学者のU Myint氏は、アウン・サン・スー・チー国家顧問が国の経済を復活させると信じていると言及し、次のように述べた。
「すべての株主が合意する経済戦略を作るために、また、専門家のアドバイスを求めた後に、国家顧問のリーダーシップの下で、経済の復活のために継続的に努力する経済委員会、経済アドバイザー、国家と州、地域レベルの関係者と意見を交換するために、経済部門は、平和を作るプロセスとともに最優先事項に置かれるという事実を明言する必要があります。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/11/12/2017/id-12262

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