2017-11-30 11:00
社会
ラカイン州の農村地帯でヘルスケアのトレーニングを実施

遠隔地住民によるボランティア育成 公衆衛生に貢献
ラカイン州の農村地帯で、自主的なヘルスケアを目的としたトレーニングが実施された。トレーニングは11月10日から3週間、Buthidaung地区とRathedaung地区の住民を対象に行われた。ヒンズー教徒、イスラム教徒を含む40人が自発的にボランティアとして参加した。
トレーニングでは軽傷者の応急処置や、重傷者を病院や診療所へ運ぶための訓練が行われた。今後、助産師のトレーニングコースも開設されるという。
トレーニング終了後には保健スポーツ省からの認定証を受けとり、各村で医薬品を提供するなど、地域の公衆衛生サービスに貢献する。修了者には3ヶ月ごとに医薬品が配布される。
異教徒、異民族がトレーニングに参加 医療知識を共有
11月28日、ミャンマー情報省のプレスリリースには、トレーニング参加者のインタビューが掲載された。Aye Thin Maungさんは、医学に興味があり、ボランティアとして参加した。
遠隔地に住む人々と医薬品や治療に関する知識を共有し、納得させることで医療を提供していきたいと思い、トレーニングに参加した。
トレーニングは私たちが食べ、暮らすことを手助けする。トレーニングにはヒンズー教徒やイスラム教徒の他、ラカイン州独自の民族が参加し、互いに親しくなれた。(ミャンマー情報省より)
トレーニングは私たちが食べ、暮らすことを手助けする。トレーニングにはヒンズー教徒やイスラム教徒の他、ラカイン州独自の民族が参加し、互いに親しくなれた。(ミャンマー情報省より)
と語っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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