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2017-12-06 20:00

経済

ヤンゴン証券取引所、新規株式公開企業を承認

ヤンゴン証券取引所
5社目となる企業はTMHテレコム
複数の報道によると、ヤンゴン証券取引所はミャンマーの通信関連企業であるTMHテレコム・パブリック社(TMH Telecom Public Co Ltd、以下「TMHテレコム」)の上場を承認したという。

ヤンゴン証券取引所は上場の時期を明らかにしていないが、早ければ2018年1月には株式の取引が開始される見通しである。

ヤンゴン証券取引所 は2012年春、ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar)、大和総研(Daiwa Institute of Research)、東京証券取引所(Tokyo Stock Exchange)の合意のもと開始されたプロジェクトで、国営の経済銀行(Myanma Economic Bank)と上記の日本企業2社による資金で運営会社を設立し、2015年12月に取引が開始された。

ヤンゴン証券取引所の最初の上場企業はFMI社(First Myanmar Investment)で、現在までに、ミャンマー・ティラワSEZ・ホールディングス(Myanmar Thilawa SEZ Holdings)、ミャンマー市民銀行(Myanmar Citizens Bank)、パタマ・ポッガリカ銀行 (First Private Bank Ltd)の4企業が上場。今回上場が承認されたTMHテレコムは5番目の企業となる。

TMHテレコムとは
TMHテレコムは2007年、Tah Moe Hnye Chan Thar Tun Wai Thar Co Ltdという社名で電話交換装置のメーカーとして事業を開始し、2016年8月21日にTMHテレコム・パブリック社へ社名を変更している。

現在では、携帯電話事業者および光ファイバーネットワーク向けの伝送塔など、情報通信分野にまで事業を拡大。ミャンマー全土に30の営業所を有し、従業員は400名以上いるという。

ヤンゴン証券取引所の原田取締役はインタビューで、
「この新しい上場企業がミャンマー経済に良い影響を及ぼすことを確信している」(NIKKEI ASIAN REVIEWより)
と述べている。

(画像はMYANMAR TIMESより)


外部リンク

TMH to list on YSX as trading volumes hit all-time low
https://www.mmtimes.com/

TMH Telecom set to become Myanmar's first true IPO
https://asia.nikkei.com/

TMHテレコム
http://www.tmhtelecom.com/

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