2017-12-09 04:30
社会
世界の医療団、クゥトウパロン難民キャンプで緊急医療支援を開始

密集する難民 MdM日本が一次保健医療を中心に支援を開始
医療ボランティアを世界各国に派遣して、人道支援に取り組む国際的なNGOである世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド=MdM)、その日本支部であるMdM日本が、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャ族難民に対し、緊急医療支援を開始したと、1日のプレスリリースで発表した。2017年8月25日に発生したミャンマー・ラカイン州での危機などから逃れてきたロヒンギャ族難民は、3か月で623,000人にも上っている。MdM日本は、一次保健医療の量と質の向上を目的とし、難民がもっとも密集するKutupalong(クゥトウパロン)難民キャンプにおいて、保健医療のアクセスを改善する支援活動を行っていくとしている。
より大きな診療所の開設も アウトリーチ活動で受診なども促す
世界の医療団フランスと現地パートナー団体GKは、以前からKutupalong(クゥトウパロン)難民キャンプにおいて、一次保健医療を中心とした医療支援を実施している。しかし、高い医療ニーズが増加し、対応しきれない状況があることから、より大きな診療所の開設も予定している。MdM日本はアウトリーチ活動などにより、診療所から離れた地域に暮らす人々に対し、診察やサービスを受ける心理的・物理的障壁の最小化に努め、受診などを更に促していく。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
世界の医療団のプレスリリース(Digital PR Platform)
https://digitalpr.jp/
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