2017-11-23 10:00
政治
ネピドーでASEM外相会合が開催

スーチー氏が議長 「民間、市民レベルの新しいパートナーシップを」
11月20日と21日、ネピドーのコンベンションセンターで、第13回アジア欧州会合(ASEM)外相会合(FMM13)が開催された。外相会合にはヨーロッパから30か国、アジアから21か国が参加し、アウンサンスーチー氏が議長を務めた。会議の主なテーマは「平和と持続的な発展による相乗効果」。テロやサイバーセキュリティーへの対策や気候変動、自然災害、貧困、エネルギー、食糧問題などが議論された。
スーチー氏は、ASEMの協力のもと、政治、経済、社会、文化的な関わりを強化することが必要だとしている。
私たちは政府間だけではなく、民間組織や市民レベルで新しいコネクションをつくり、パートナーシップを育てていかなければならない。(The Daily Starより)
と述べている。
ロヒンギャ難民問題については公式発言みられず
ASEMはアジア・欧州の協力関係強化を目的として、政治・経済・文化の3つの柱を軸に、さまざまな活動を行っている。今年の会議では、国際的に批判が高まっているイスラム系少数民族難民問題についても、何らかの話し合いがあると期待されていた。
また、会議に先立ち、日本や中国をはじめ複数国の外相がスーチー氏と面会し、難民問題にも触れていた。
しかし、難民問題は議題にあがらず、スーチー氏のスピーチにも難民問題に関する公式な発言はみられなかった。
(画像はThe Daily Starより)
外部リンク
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
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