2017-11-25 23:00
社会
ミャンマー、バングラデシュと「ロヒンギャ帰還」で合意

1992年の共同声明に基づいた合意書
ミャンマー情報省によると、イスラム系少数民族「ロヒンギャ」がラカイン州からバングラデシュへ逃避している問題で、両政府は11月23日、難民の帰還に関して合意したという。合意書への署名は、ミャンマーのチョウ・ティン・スエ(Kyaw Tint Swe)国家最高顧問府大臣とバングラデシュのアブル・ハッサン・マームード・アリ(Abul Hassan Mahmood Ali)外務大臣により、ミャンマーの国家特別顧問の事務所で行われた。
合意書は1992年に両政府により署名された共同声明に基づいており、ラカイン州から逃避した人々を体系的に検証して受け入れるための一般的な指針と政策の取り決めを含んでいる。
隣国との問題は二国間で友好的に解決
西側諸国やイスラム協力機構(Organisation of Islamic Cooperation :OIC)は、国連人権理事会と国連総会で決議を通過させることで、この問題を国際問題として描いてきた。また、国連安保理も、この問題に関する大統領声明を発表している。一方、ミャンマーは、「隣国との問題に関しては二国間交渉を通じて友好的に解決されなければならない」という原則的な立場を通している。
隣国として友好的かつ良好な関係に基づいて署名された合意書は、ミャンマーの断固とした地位を示すばかりか、両国にとって有益なものだという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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