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2017-11-20 11:00

社会

ミャンマーで国軍の車両を標的にした「地雷」が爆発

地雷
軍用トラック大破、ケガ人なし
ミャンマー西部に位置するラカイン州のヤンゴン・シットウェー道路で、国軍の車両を標的にしたとみられる地雷が爆発した。

国軍の発表によると、11月15日、薬を積んだ国軍の車両3台がラカイン州Minbya郡区のヤンゴン・シットウェー道路を通過したとき、3つの地雷が爆発したという。

軍用トラックはタイヤがパンクし、フロントガラスが壊れるなど、大きな損傷を受けたが、負傷者はいなかった。

軍用車両・人員に被害はなかったが民間人がケガ
また同日、ラカイン州のVethali 村とPauktawpyin村に架かるコンクリートの橋近くでも、国軍車両7台が通過中に別の地雷が爆発。

この爆発で、地面に幅約90cm(3フィート)、深さ約45cm(1.5フィート)の穴ができ、橋のガードレールのコンクリートが一部剥がれ落ちたという。

この爆発で国軍の車両や人員に被害はなかったものの、爆発による破片が近くを歩いていた64歳の尼僧を襲った。

さらに4つの地雷を発見
翌日保安要員がヤンゴン・シットウェー道路に沿って安全対策を行っていたところ、新たに3つの地雷を発見。無事に除去したという。

さらに周辺を捜索し、別の地雷を発見。この日に計4つの地雷が発見されたが、いずれも遠隔制御のIED(即席爆発装置)であることが判明している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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