2017-11-10 15:00
経済
ANA、ミャンマーの新規合弁会社の計画を白紙に

「アジアン・ブルー・アヴィエーション」政府から許可下りず
ANAホールディングスは、ミャンマーで新しく設立した合弁会社の運営をキャンセルした。新しい航空会社「アジアン・ブルー・アヴィエーション」は昨年3月、Shwe Than Lwinが所有するミャンマーの投資企業、「ゴールデン・スカイ・ワールド」とのベンチャー企業として設立された。ANAにとって2度目のミャンマー企業への投資で、持株49%を取得していた。
しかし、東南アジア諸国当局から航空運営証明書を却下され、今後の計画は白紙に戻った。
NLD政権後、外国企業の営業許可に遅れ
ANAは東京とヤンゴンを結ぶ便を毎日運行している。ANAミャンマーの代表は、営業許可が下りなかった理由は見つからない。
昨年5月に申請書を提出した。これ以上待つことはできない。(ロイター通信より)
昨年5月に申請書を提出した。これ以上待つことはできない。(ロイター通信より)
と語っている。
2015年、国民民主連盟(NLD)に政権が移行して以来、外国企業に対する営業許可の承認が遅れている。今回の決定も、ミャンマー政府の経済政策に対する不満を増幅させるだろう。
ANAスポークスマンはロイター通信の取材に対し、
今回の結果は残念だが、私たちは引き続き、ミャンマー航空業界の発展に貢献する道を探していく。(ロイター通信より)
と答えている。
(画像はch-aviationより)
外部リンク
ロイター通信
https://uk.reuters.com/
ch-aviation
https://www.ch-aviation.com/
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