2017-11-09 13:00
社会
トルコ国際協力調整庁、ラカイン州へ2回目となる援助を実施

多くの食料を供給
トルコ国際協力調整庁(以下、TIKA)は、8月25日に問題が発生して以来、ラカイン州のロヒンギャ族に対して支援を行っており、2回目の支援が行われたことを報告した。11月1日、ラカイン州Pauktawの村に多くの食料の入った箱が届けられた。この村の人口は5,000人から6,000人に増加しており、食料が必要となっている。
村の人々はトルコからの援助に感謝の意を示している。また、ラカイン州当局は、この地域へ援助物資を配達のための後方支援を提供しており、将来は、トルコへ後方支援を提供することを続けたい、とした。
トルコ大統領も国連で問題提起
トルコは、ロヒンギャ難民に援助を提供する最前線におり、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、国連で問題を提起してきた。国連において、ロヒンギャは最も迫害された人々と言及され、2012年の対立住民間の暴力で多くの人々が殺されたことから、高まる攻撃への懸念に直面している。
1年前にラカイン州マウンドー地区の国境で起こった襲撃事件の後、治安部隊は5ヶ月の摘発を開始し、ロヒンギャ側の指摘によると約400人が殺害されたという。
国連の調査官による最近の報告書では、このような暴力は人道に反する犯罪行為であるという可能性に言及している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Turkish Cooperation and Coordination Agency
http://www.tika.gov.tr/
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