2015-07-22 20:00
政治
スー・チー氏 父、アウン・サン将軍の命日に演説

アウン・サン将軍の追悼式典において演説を行う
7月19日は、国民民主連盟(NLD)党首、アウン・サン・スー・チー氏の父で、ミャンマーの独立運動家、アウン・サン将軍の命日であったが、同日、スー・チー氏は、ヤンゴンの党本部で行われた追悼式典において支持者らに演説を行った。スー・チー氏は、
NLDは、我が国の独立を前に暗殺されたアウン・サン将軍の願いを実現させる義務があると考える。我が党は、その義務を達成させるために結党されたということを改めて認識して欲しい。
(THE ECONOMIC TIMESより)
(THE ECONOMIC TIMESより)
と、支持者らに対し、NLDの結党の意義について認識を求めた。
「真の改革のために、NLDに投票を」
アウン・サンは1915年、独立運動家として有名な家庭に生まれる。1886年、ビルマ(当時)は英領インドに併合され、イギリスの植民地となったが、第二次世界大戦中にビルマ国として独立を果たす。しかし、第二次大戦終戦後、再びイギリスの植民地となるが、独立の機運が高まった。アウン・サン将軍は国の独立のために活動を続けるが、1947年、独立を前に暗殺された。今年は68回目の命日にあたる。
現在の憲法では、スー・チー氏の家族が外国籍を持っているため、大統領資格がない。しかし、NLDの後援者は
「真の改革のために、NLDに投票を」
(THE ECONOMIC TIMESより)
(THE ECONOMIC TIMESより)
とのスローガンを掲げ、有権者に支持を訴える。
外部リンク
THE ECONOMIC TIMES
http://economictimes.indiatimes.com/news/international/
アウンサン(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/アウンサン
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