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2015-07-17 20:00

社会

サルウィン川水力発電所建設、ミャンマー・タイ・中国が覚書に署名へ

サルウィン川水力発電所
工期5年 発電出力7000MW
ミャンマー、タイ、中国の3カ国は、今年中をめどにシャン州のモントン水力発電所建設の覚書に署名する見込みである。同発電所はミャンマーの東部を流れるサルウィン川に建設される。

3カ国の話し合いの結果、同発電所の権益は、タイ発電公社(EGAT)と中国長江三峡集団がいずれも40%ずつ、ミャンマー政府が20%を保持する。同発電所の工期は5年、発電出力は7000メガワット(MW)を見込む。

7000MWのうち、6300MWはタイと中国に送電され、700MWはミャンマー国内に送電されるが、電力不足が続くミャンマーの電力需要を満たす水準には至らないとみられている。

6月 タイとミャンマーはエネルギー協力の覚書を締結
6月、タイのナロンチャイ・エネルギー相はミャンマーを訪問し、タイとミャンマーは電力とエネルギーに関して、両国の協力体制を強化する覚書を交わした。主な内容としては、タイとミャンマーが天然ガスや石油の開発、インフラ整備に関して国境を越えて協力することなどである。

タイとミャンマーは経済的にも密接な関係にあることから、エネルギー分野における協力体制が推進されていくものとみられる。

(画像はイメージです)


外部リンク

THE NATION
http://www.nationmultimedia.com/business/MoU-for-Salween

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