2015-06-27 19:00
社会
タイの仏教徒がミャンマー仏教徒のため、放送局開設を支援

仏教徒のメッセージを発信 機材・設備150万バーツ相当を寄付
タイの仏教徒が、ミャンマーの仏教徒ネットワークをサポートするため、放送局を提供する。これは、イスラム教徒との宗教間問題が悪化しているミャンマーの僧侶を支持し、メッセージを発信するために実施される。
6月21日にはヤンゴンに仏教徒が数百人集まり、仏教の保護などについてミーティングが行われた。
集会にはタイの仏教徒も多数参加した。2日間のミーティングの中で、タイの仏教徒グループはラジオとテレビを放送するため、150万バーツ相当の機材や設備を寄付することを約束した。
タイ仏教とマスメディア協会の副社長は、
タイの仏教徒はラジオとテレビを使って説教を聞いている。彼らにとって重要なツールだ。(Asia Oneより)
と述べている。
イスラム教徒迫害ではなく仏教の保護が目的
ミャンマーではロヒンギャ族難民問題をはじめ、イスラム教徒迫害が問題となっており、仏教徒による差別が国際的に問題視されている。しかし、仏教徒はイスラム教徒迫害しているつもりはないという。バンコクを拠点とする仏教徒青年ワールド・フェローシップの会長は、
イスラム教徒を殺害しモスクを破壊しようというわけではない。ただ仏教を守り、次の世代に受け継ぎたいだけだ。ミャンマー仏教徒と協力し、仏教を保護することは私たちにとっても重要なことだ。(Asia Oneより)
と述べている。
(画像:Asia Oneより)
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