2015-06-28 15:00
社会
仏教徒グループがイスラム女性学生のヒジャブ着用禁止を要求

「学校の規律に反する」 政府からの正式禁止を
ミャンマーの仏教徒グループは、イスラム教徒女子学生に対し、イスラム教徒女性の頭を覆う布であるヒジャブやブルカの着用を禁止するよう求めた。これは、22日、ヤンゴンで行われた、過激派仏教徒によるミーティングの中で、僧侶グループのMa Ba Thaによって提唱された。
Ma Ba Thaはヒジャブを「ミャンマーの学校規範に反する」として、学校での着用を政府から正式に禁止するよう求めている。
また、11月の選挙を控え、「正しい道筋を国民に見せる」ことが、候補者の誰が「人種や宗教を失わない」方向に導くかを明らかにする、との声明を発した。
イスラム宗教行事も禁止を求める
集会にはおよそ1,300人の仏教徒が参加した。Ma Ba Thaは、イスラム教の伝統宗教行事であるイード・アル=アドハー(犠牲祭)における生けにえについても、仏教の伝統的信仰に反するとして禁止を求めている。
Ma Ba Thaの僧侶は、
ミャンマーで生活するイスラム教徒は、この国の規律を守る必要がある。私たちは彼らを宗教的な攻撃の対象としているのではない。(The Guardianより)
と述べている。
(画像:The Guardianより)
外部リンク
The Guardian
http://www.theguardian.com
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