ミャンマーニュース

ミャンマーの最大野党、国民民主連盟（NLD）のアウン・サン・スー・チー党首が、5日間の中国訪問の日程を終え、ヤンゴン国際空港に到着した。

空港では、500人を超えるNLDの支持者らが「スー・チー氏を大統領に」と書かれたプラカードや横断幕を掲げて、スー・チー氏を出迎えた。スー・チー氏は、空港で報道陣らの取材にはコメントせず、足早に車に乗り込んだ。NLDの議員によると、首都ネピドーで開催される会議に参加するため時間がなかったという。

スー・チー氏と習近平国家主席との会談において、習国家主席は、中国とミャンマーは今まで以上に協力的な関係であるべき、との考えを示したほか、スー・チー氏は、NLDと中国共産党の関係をさらに強くしていきたい、との考えを示した。

また、スー・チー氏はNLDの議員らとともに北京の霊光寺・上海・雲南省の昆明も訪問したが、訪問先での詳細な内容については公表されなかった。

スー・チー氏の中国訪問によって、ミャンマーと中国との関係は改善していく、との見方が強まっている。

外部リンク

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/politics/suu-kyi

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/