2015-06-10 21:00
社会
5月までのデング熱感染者数 900人超 ヤンゴン地方域

感染者数は、昨年と比較して大幅な増加
ヤンゴン地方域公衆衛生部によると、今年1月から5月までのデング熱の感染者数は900人を超えたという。昨年の同期間と比較すると大幅な増加となっている。2~3年ごとに大流行する傾向
デング熱は、蚊が媒介する病気としてはマラリアの次に多く、主にヤブ蚊によって媒介される。一般的には雨期に多く見られるほか、2~3年ごとに大流行することがある。前回は2013年に大流行した。デング熱の症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などがある。特に3歳から9歳の子供らがかかりやすく、ミャンマーでは毎年1万人以上の子供らがデング熱に感染する。
また、昨年はミャンマー全体で約1万3000人がデング熱に感染、死亡率は0.3%であった。
蚊に刺されないことが、一番のデング熱対策
デング熱には有効なワクチンがなく、蚊に刺されないことが一番の対策となる。そのため、ヤンゴン地方域公衆衛生部は、ヤンゴン都市開発委員会(YCDC)と協力して、デング熱を防止するための対策を講じている。6月から一学期が始まるミャンマーでは、学校始業の前に殺虫剤が散布されるほか、各所では、ボウフラが卵を産む水のたまり場を極力排除して、デング熱の拡大を防ぐ。
外部リンク
mitvNEWS
http://www.myanmarinternational.tv/news/dengue
ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/dengue-ravages
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30