2015-05-24 16:00
社会
オーストラリア、ロヒンギャ族問題に支援を決定

外務大臣、470万ドルの支援を表明 食料や物資確保に
5月20日、オーストラリアのジュリー・ビショップ外務大臣は、ロヒンギャ族難民問題に対し、470万ドルを支援すると発表した。支援金は、国連とワールド・フード・プログラムを通して、避難所の確保、食料や物資の配布に活用される。
オーストラリアは長期にわたり、経済、社会、政治などミャンマーの改革を総合的に支援している。難民問題への支援もその一環で、ミャンマーの安全を実現するためのものである。
外務大臣は、このような支援が、密航仲介業者への圧力にもつながるのではないかとしている。
首相は難民の受け入れを否定
一方、同国のトニー・アボット首相は、ロヒンギャ族の難民化はミャンマーの責任であり、ミャンマー近隣諸国の問題だと表明した。首相は、オーストラリアがロヒンギャ族の移住を受け入れる可能性はあるかとの質問に対し、「Nope, nope, nope.」と完全に否定し、
ボートピープルを生み出し、事態を悪化させるような手助けはしない。新生活を始めたいなら、裏口からではなく表から入ってきてほしい。(The Guardianより)
と語っている。
(画像:The Guardianより)
外部リンク
The Guardian
http://www.theguardian.com
Channel News Asia
http://www.channelnewsasia.com
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