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2015-05-19 13:00

経済

日立がミャンマー向け鉄道信号システム一式を受注

日立
ミャンマー向け鉄道信号システム一式を受注
5月18日に株式会社日立製作所(以降「日立」)は 三菱商事株式会社(以降「三菱商事」)と一緒にミャンマー国鉄と鉄道信号システム一式に関する正式契約を15日に締結したことを発表した。本設備の納入完了は2017年6月末を予定である。

さらに契約金額は約24億円で、このプロジェクトは独立行政法人国際協力機構による無償資金協力による資金の供与がされる。

導入するシステムの内容
今回、供給する鉄道信号システムは、列車の在線位置情報を指令所にて一元的に把握する列車中央監視装置や列車を安全に運行するための信号灯や分岐器を制御する電子連動装置、列車の接近したときに自動的に警報を作動させる踏切自動警報装置などである。

日立と三菱商事がミャンマー国鉄に供給する鉄道信号システムが導入されたのはミャンマーの旧首都であったヤンゴンとマンダレーを結ぶ主要鉄道幹線の一部で、ヤンゴン中央駅からピュンタザ駅までの約140キロの区間である。

今後について
ミャンマーでは今後もヤンゴン環状線の近代化などの複数の鉄道プロジェクトが計画されている。 三菱商事と日立は、今回の受注を皮切りに、今後もミャンマーでの将来案件の受注に向けて積極的に取り組んでいくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/05/0518a.html
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