2015-05-01 20:00
政治
バングラデシュ・スウェーデン大使がロヒンギャ族について言及

ロヒンギャ族問題解決にはミャンマー政府の決断が重要
4月27日、バングラデシュ・ダッカのスウェーデン大使Johan Frisell氏が、バングラデシュ国際戦略スタディー・インスティテュート(BIISS)にて、ヨーロッパとアジアの外交政策について講義を行った。講義では、ミャンマーの少数民族ロヒンギャ族についても言及があった。Frisell氏は、ロヒンギャ族の問題を「非常に痛ましい未解決な問題」と述べた。また、「ミャンマーには多くのロヒンギャ族を受け入れるシステムが整っていない」としながらも、問題の解決と彼らの平和は、ミャンマー政府の決断にかかっていることを主張した。
両国とも正式な受け入れを否定 国際社会が介入するも解決せず
バングラデシュには、ミャンマーでの宗教的迫害から逃れたロヒンギャ族が難民として暮らしている。バングラデシュは、彼らに正式な国民とは認めていない。国連やアメリカなど、国際社会はロヒンギャ族をミャンマー国民として認識している。しかし、ミャンマー政府は彼らをベンガル人と認識し、バングラデシュからの違法移民として扱っている。
Frisell氏は、
最善の結果はミャンマー政府によって導かれる。私たちは、ロヒンギャ族が自分の国で平和な生活を送るため、ミャンマー政府が条件を整えることが必要だと認識している。(bdnews24.comより)
と述べている。
(画像:bdnews24.comより)
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