2015-04-24 12:00
経済
ミャンマーの米輸出、前年度40%アップ

取り引き国は世界64か国 ほとんどが中国へ
4月21日、ミャンマー農業組合は、2014年から15年、ミャンマーの米輸出量は約200万トンに達したと発表した。3月時点で、輸出量は前年度を40%上回る結果となった。中国・新華社のインタビューによれば、米の輸出先はほとんどが中国で、中国への輸出量は110万トンだったという。
商務省の発表によれば、トータル輸出量は170万トンで、輸出高は6億4,500万ドルであった。米は中国の他、日本などアジア諸国、ヨーロッパ、アフリカなど64か国に輸出された。
ミャンマーは中国との合法的な米取り引き再開を希望
中国は、ミャンマーからの米の輸入を禁止しているが、実際にはシャン州やカチン州の国境を通して米の輸出を続けている。ミャンマー政府は違法輸出に対し、強制的な禁止令を持っていない。今年初めにはミャンマーから中国に、合法的な米取り引きについて提案があり、議論が交わされた。ミャンマーは今年、100万トンの米を輸出することを提案したが、10万トンまでという契約に合意が取れている。
ミャンマー農業公社(MAPCO)は、5月中に米3,000トンを中国に輸出する予定だ。米の輸出量は今後も増加し、2020年には全体で400万トンを超えるとの予測もある。
(画像:Mizzimaより)
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