2015-04-11 23:00
社会
英アウラシアン・ミネラルズ 翡翠鉱山の申請許可待ち

鉱山開発を申請したものの、政情不安で「未定」
英を拠点として、主に東南アジアにおいて鉱山開発を行うアウラシアン・ミネラルズは、カチン州の翡翠鉱山開発については許可待ちであるという。同社は1月、株主に対して、昨年12月にミャンマー鉱山局に鉱山開発の許可申請を行っている、と発表している。なお、ミャンマー鉱山局は、カチン州で発生している内戦が原因で政情不安となっている、との理由から、アウラシアン・ミネラルズに対して、鉱山開発の許可に関しては未定である、としている。
米・産金最大手 ニューモント・ミネラルズと業務提携
アウラシアン・ミネラルズは、米最大手で産金量世界第2位の企業、ニューモント・マイニングと業務提携を結んでいる。そのため、アウラシアン・ミネラルズは、鉱山開発において、ニューモント・マイニングのデータベースと地質探査技術を使用できる。アウラシアン・ミネラルズが主に東南アジアで鉱山開発を行う理由については、同地域の鉱物資源埋蔵量は世界最大規模であり、特に貴金属類や石炭、また、アルミニウムの原料となるボーキサイトの埋蔵量が多いためである。
特に、ミャンマーは北部のカチン州が世界的な翡翠の産地であることから、同社は翡翠鉱山開発の申請を行っていた。
外部リンク
Kachinnews
http://www.kachinnews.com/news/2743-british-firm
アウラシアン・ミネラルズ
http://www.aurasianminerals.com/company/about
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