2015-04-02 23:00
社会
日本通運、ミャンマーに寺子屋を建設

寺子屋学校の建設支援
3月31日に日本通運株式会社(以降「日本通運」)は、ミャンマー・ヤンゴン市内で寺子屋学校の建設支援を行ったことを報告している。支援の内容
支援を行った学校は、3月9日にオープンされたダマティバ寺子屋中学校である。この学校は、日本・ミャンマー国交樹立60周年を記念して、ヤンゴン市内に建設されたものである。この学校に日本通運が建設資金を全額寄付を行った。日本通運は多くの子供たちに教育を受ける機会を増やすために寺子屋学校設立支援を行うことにしたとしている。
学校の内容
学校は、面積が293平方メートルで教室は4つ、生徒は275人が在籍している。寺子屋学校の運営は、ミャンマーの宗教省及び教育省から学校運営の許可を受けた僧院の住職、僧侶やボランティアによって行われた。ミャンマーの教育制度について
ミャンマーには公立の小中学校があり学費は無料であるが、給食はなく、経済的な理由で公立学校に通うことができない子供が多くいる。そのため公立学校以外にも政府が正規の学校教育機関と認める僧院やボランティアによる無償の寺子屋学校がある。このような寺子屋学校を卒業した子供も公立小中学校を卒業した子供と同じく、公立高校に進学することが可能になる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
日本通運株式会社
http://www.nittsu.co.jp/press/2015/20150331-1.html
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