2015-04-07 20:00
経済
ミャンマー 2015年度の経済成長率 8.3%と予測

海外からの投資増加により、経済が成長
アジア開発銀行は、ミャンマーの2015年度の経済成長率は8.3%であるとの予測を発表した。経済成長が高い要因として、海外からの直接投資が増加していること、豊富な天然資源を有していること、安価で豊富な労働力によって、海外の企業がミャンマーに進出している点にある。経済インフラ整備に外資を受け入れ
ミャンマーは、2012年の外国投資法の改正により、諸外国からの投資が増えている。特に、道路や港湾整備をはじめとして、通信、電力など経済インフラ基盤整備のために外資を積極的に受け入れており、2014年度の海外からの直接投資額は80億ドル(約9600億円)であった。同国の輸出品は、天然資源が上位にランクインしている。2013年の時点で、1位は天然ガスで輸出額は約33億米ドル(約3900億円)、2位は翡翠で約10億米ドル(約1200億円)であった。
経済成長率、8%台が続くと見込まれる
ミャンマーにおいては、経済成長率は年々伸びており、2011年度は5.9%であったが、2013年は7.5%に上昇した。また、2016年度は、2015年度と同様に、8%を超える高い経済成長が続くと見込まれている。なお、2015年度のインフレ率は8.4%との予測で高い水準となっていることから、市民生活への影響も予測される。そのため、2016年度は、インフレ率を6%台にまで抑えたいとしている。
(画像はイメージです)
外部リンク
Myanmar Business Today
http://www.mmbiztoday.com/articles/myanmar-grow
Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/03/30/
JETRO ミャンマー世界貿易投資報告
https://www.jetro.go.jp/world/gtir/2014/pdf/2014-mm.pdf
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