ミャンマーニュース

シェブロン・コーポレーション（Chevron Corporation）は3月24日、子会社であるユノカル・ミャンマー・オフショア（Unocal Myanmar Offshore Co., Ltd.,）が国営ミャンマー石油・ガス公社（Myanmar Oil & Gas Enterprise：MOGE）と生産分与契約（Production Sharing Contract：PSC）を締結したことを発表。ラカイン海盆の鉱区A5で探鉱を行う。

鉱区A5はヤンゴンの北西200Km に位置し、260万エーカー（1万600平方キロメートル）を超える規模である。ユノカル・ミャンマー・オフショアは鉱区の99%の権益を所有するオペレーターで、残りの権益は、ミャンマーのロイヤル・マリン・エンジニアリング（Royal Marine Engineering Co., Ltd.：RME）が所有。

シェブロン・コーポレーションは2014年3月に鉱区A5の探鉱権を落札している。

シェブロン・コーポレーションは世界有数の総合エネルギー企業の一つで、子会社を通じて世界的に事業を展開。巨大規模の国際石油資本であり、エネルギー産業の事実上あらゆる面に関与している。

また、子会社であるユノカル・ミャンマー・オフショアはミャンマーで20年の歴史を持つ企業で、アンダマン海に位置するM5、M6鉱区のヤダナ（Yadana）とセイン（Sein）のガス田でも、天然ガス生産分与契約で非オペレーターとして28.3%のワーキング・インタレストを所有。

加えて、タイの発電所向けにヤダナからミャンマーとタイの国境へ天然ガスを輸送するパイプライン企業の非オペレーターとしても権益28.3%を所有している。

（画像はシェブロン・コーポレーションより）

外部リンク

シェブロン・コーポレーション
http://www.chevron.com/

シェブロン・コーポレーションのプレスリリース
http://www.chevron.com/chevron/pressreleases/