2015-03-25 10:00
経済
英・豪企業がミャンマー沖合で石油ガス開発

7、8年計画で10億8,000万ドルを投資
3月22日、ミャンマーエネルギー省は、イギリスのBGグループとオーストラリアのウッドサイド・ペトロリアムが、ミャンマーの海上で石油とガスの開発を行うことを発表した。発表によれば、開発費用は10億8,000万ドルで、開発場所はミャンマー南西部ラカイン州の沖合4ブロックにわたって行われる。
開発を行う2社は、昨年、ミャンマーの浅瀬と深海の海上開発についてのオークションで優勝している。
2社は20日、ネピドーのエネルギー省で共同プロジェクトに関する契約を交わした。調査と発掘には7、8年を要する見込みだ。
探査実績のある豪企業、ミャンマーエリアに期待
ウッドサイド・ペトロリアムは、過去3年間、ラカイン州の石油ガスについての調査および探査を行ってきた。ミャンマーは同社にとって期待の大きい新しい開発エリアである。今回のプロジェクトでは、2ブロックにあたる沖合4万6,000平方キロメートルを開発する許可を得た。その他2ブロックについてはBGグループと、ミャンマー・ペトロリアムが開発を行う。
2013年の調査では、ミャンマーの天然ガスはトータル10兆立方メートルであった。多くは隣国タイなどに輸出されている。
(画像:The Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org
Asian Oil&Gas
http://www.aogdigital.com
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