2015-03-18 19:00
政治
テインセイン大統領と軍司令官、カチン独立機構代表と会談

ミャンマー最大の問題、国内停戦実現のため
ネピドーで、テインセイン大統領とミャンマー軍司令官のMin Aung Hlaing氏が、カチン独立機構(KIO)の代表と会談を行った。大統領と司令官は、政府のピース・メイキング・ワークコミッティー(PMWC)として、KIO代表と会談を行った。ミャンマーの平和を実現するための中心的名問題である国内停戦に向けた内容で、大統領と司令官それぞれ別の時間を設けて行われた。
大統領はKIOに対し、抗争を停止し、カチン州のために政府と共に行動することを呼びかけた。
同じ国で成長した兄弟 争いは国の損失
大統領は、この国で共に成長してきた私たちは兄弟である。私たちは戦争を創り出したが、平和を創ることもできる。争いによって死者が出ることは、国にとっての損失である。平和で民主的な社会に向けて、共に動きだそう。(Myanmar Timesより)
と述べた。
司令官との会談については、ジャーナリストの取材は認められなかったが、副大統領も含めてコーカン地域での抗争について話し合われたという。
個別の会談の後には、UPWCとNCCTとの公式会談が行われ、103項目からなる停戦合意案について話し合いがなされた。KIOはその他の武装派少数民族と違い、これまで政府からの招待を敬遠し続けていたため、今回の会談は画期的な出来事と評価されている。
(画像:Myanmar Timesより)
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com
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