2015-03-18 10:00
社会
ミャンマー難民、ヒューストンで手作り製品を販売

世界の難民をサポートするNPOで活動
アメリカ・テキサス州ヒューストンに、難民をサポートするNPO団体「The Community Cloth」がある。グループにはミャンマーのカレン州から避難した女性たちも参加している。The Community Clothは、世界の難民をサポートする組織。教育的、社会的なスキルアップを支援し、経済的に自立するための活動を行っている。
3月14日には、ミャンマーのカレン州から避難した女性数名がイベントに参加し、タペストリー制作などのデモンストレーションを行った。会場では手作りのニット帽やマフラー、アクセサリーなどが販売された。売上金はグループの活動に活用する。製品はウェブサイトからも購入できる。
トレーニング、コミュニケーションサポートで生活基盤を構築
The Community Clothには、ミャンマーの他、ブータン、イラク、アフガニスタン、コンゴ、スーダンからの難民がメンバーとして参加している。メンバーは25歳から30歳の女性。希望者にトレーニングを行い、バッグや小物など、毛糸や布を使った工芸品や服飾品を作る技術やビジネススキルなどをレクチャーする。
グループは手作り製品の宣伝、広告、販売イベントなどを開催し、製品の販売ルート拡大に取り組む。また、メンバー同士のコミュニケーション形成もサポートし、難民女性のヒューストンでの新しい生活基盤の構築を実現している。
The Community Clothの活動は、多くの企業や団体からの支援で成り立っている。ウェブサイトからは個人の寄付も可能となっている。
(画像:The Community Clothウェブサイトより)
外部リンク
The Community Cloth
http://www.thecommunitycloth.org/
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