2015-03-20 11:00
経済
インドとミャンマー、ミゾラムで公式国境貿易を開始

国境貿易システムの問題を解決し、適正な貿易を
インドとミャンマーは、3月25日よりインド北西部のミゾラム州で公式な国境貿易をスタートする。この件については、2月にネピドーで行われたインド・ミャンマー合同貿易委員会のミーティングにて議題に挙がっていた。両国は、国境貿易システムの問題点や投資への影響などを解決し、適正な貿易を行っていくことに合意した。
今回の決定は、インドの商工省大臣Nirmala Sitharaman氏と、ミャンマー商務省大臣のU Win Myint氏の会談によるもの。両国合同の税関をミゾラム州のChamphai地区に設置し、合同貿易投資フォーラムを開催することを決定した。
道路建設も計画 両国貿易増加に期待
ミゾラム州は、ミャンマーと510km、バングラデシュと380km接している。ミャンマーとの国境にはアッサムライフル部隊が、バングラデシュとの国境には国境警備隊が配属されている。2013年から14年の両国の貿易額は、21億8,000万ドルであった。インドでは、隣国との国境貿易を正常化し、さらに増加させるため、国際標準の貿易基準を設定しているという。
中国ではミャンマーとインドを結ぶ道路建設プロジェクトも計画されており、両国の貿易が今後益々盛んになっていくことが期待されている。
(画像:The Dollar Businessより)
外部リンク
The Dollar Business
https://www.thedollarbusiness.com
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